エルヴィス・プレスリー・ソサエティ・オブ・ジャパンとは

 1957年(昭和32年)、「エルヴィス・プレスリー・ファン・クラブ・オブ・ジャパン」(EPFCJ)が、日本おける国内外のアーティストとしては最古のファン・クラブとして設立されました。初代会長は呼びかけ人でもある当時19歳の女子大生・前田キサ。スタート当時は、男性3名・女性3名の小所帯によるスタートでしたが、やがて、エルヴィス人気が上昇すると同時に会員も増え続けていくことになります。

 このEPFCJは、1980年に活動を休止することになるのですが、2004年3月、ライブハウス「銀座タクト」の田口富一が、「エルヴィス・プレスリー・ソサエティ・オブ・ジャパン(略称:エルヴィス・ソサエティ)」を、BMG JAPAN後援のもと設立しました。

 会誌『THE ELVIS』を年3回発行すると同時に、「エルヴィス映画祭」など、エルヴィス関連の様々なイヴェントを開催します。 このエルヴィス・ソサエティの精力的な活動が認められて、メンフィスを拠点とする「エルヴィス・プレスリー・エンタープライズ」(EPE)の正式な認可を受けることになりました。

 エルヴィス・ソサエティの名誉会員には、ジェームス・バートン、グレン・D・ハーディン、ジョン・ウィルキンソンなどエルヴィスのバック・ミュージシャンのほか、EPEの副会長キャロル・バトラー、そして、湯川れい子、木崎義二、萩原健太、小泉正也(小泉純一郎元総理の実弟で秘書)などの各氏という、内外の著名人が名を連ねています。

 年3回発行の会報誌『THE ELVIS』は、いまだに新鮮な話題を提供してくれる「エルヴィス」の魅力を、毎号、様々な切り口で特集しています。湯川れい子、木崎義二、萩原健太、ビリー諸川、KoJi、田中タケルなどの豪華執筆陣が、健筆を振るっています。また、増刊号として木崎義二氏による未発表写真集『アロハ・フロム・ハワイ』、田中タケル氏のエルヴィス入門書『魅惑のエルヴィス・その素晴らしき世界』などを発行しています。

 イヴェントとしては、エルヴィス映画を大スクリーンで観賞する「エルヴィス映画祭」を年3回(平均)実施するほか、2007年にはエルヴィスのバック・ミュージシャンとして著名な世界的なギタリスト、ジェームス・バートンを独自に招聘、計4回の公演を成功させました。